株式寄り付き概況-日経平均は4日ぶり大幅反落 大阪有機化学が急伸

 27日の日経平均は4日ぶり大幅反落。米国株は3指数がそろって上昇したが、引け後に決算を発表したマイクロン・テクノロジーが時間外で大きく下げたこと、ドル円が160円台に乗せて値動きが荒くなったことなどを嫌気して、寄り付きから200円を超える下落となった。米国株高を好感できず下に値幅が出たことから、安く始まった後も売られる展開。39200円台まで下押す場面もあり、下げ幅を400円近くに広げている。

 業種別では、海運、保険、銀行などが上昇している一方、鉱業、ゴム製品、医薬品などが下落している。上方修正と増配を発表した大阪有機化学工業<4187.T>が急伸。反面、米マイクロンの時間外の下落が半導体株には逆風となる中、SCREENホールディングス<7735.T>の下げが大きくなっている。

(小針)
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