米国債市場概況・2日 10年物国債利回り、4.43%に低下
2日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率4.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は高い)4.43%で終えた。4日の独立記念日を前に持ち高調整目的の買いが優勢となった。5月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を上回ると売りが出たものの、反応は一時的だった。なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言については「新味に乏しい内容で債券相場の反応は限られた」との声が聞かれた。
(中村)
(中村)