米国債市場概況・17日 10年物国債利回り、横ばいの4.16%

 17日の米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。表面利率4.375%の10年物国債利回りは前営業日と同じ4.16%で終えた。11月の米大統領選挙でトランプ前大統領が優勢との見方が強まる中、米政府の財政拡張に対する懸念が売りを誘った。半面、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げに動くとの観測が買いを促した。20年債入札が「好調」と受け止められたことも相場を下支えした。

(中村)
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