東京外国為替市場概況・12時 ドル円、小高い

 30日の東京外国為替市場でドル円は小高い。12時時点では154.02円とニューヨーク市場の終値(154.02円)とほぼ同水準だった。時間外の米10年債利回りが一時4.18%台に上昇するのを眺め、154.24円まで上値を広げた。その後は日経平均が軟調に推移する中で153.90円台まで下押すも一時的となり、154円を挟んで神経質な動きとなった。

 ユーロ円も小高い。12時時点では166.61円とニューヨーク市場の終値(166.67円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇に連れて166.83円まで値を上げると、その後は下押すも166.40円台で下げ渋り。その後は166円台後半でもみ合いとなった。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.0818ドルとニューヨーク市場の終値(1.0821ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米長期金利の上昇が重しとなり、1.0814ドルまで小幅ながら値を下げた。もっとも、本日これまでの値幅はわずか10pips程度と小動きの域を出なかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.62円 - 154.24円
ユーロドル:1.0814ドル - 1.0824ドル
ユーロ円:166.19円 - 166.83円


(川畑)
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