8日の主な要人発言(時間は日本時間)

8日08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(7月30-31日分)
「物価安定の目標の持続的・安定的な実現という観点から、政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整することが適切である」
「足もとの経済の状態は、現在の極めて低い政策金利を幾分引き上げることができる程度には良いと考えている」
「 金利を引き上げたとしても、0.25%という名目金利は引き続き極めて緩和的な水準であり、経済をしっかりと支えていく姿勢に変わりはない」
「金融政策の正常化が自己目的になってはならず、今後の政策運営については、注意深く進めていく必要がある」
「緩やかなペースの利上げは基調的な物価の上昇に応じて緩和の程度を調整するものであり、引き締め効果を持たない」
「今回の政策変更後も、物価が見通しに沿って推移するもと、前向きな企業行動の持続性が確認されていけば、その都度、金融緩和の一段の調整を進めていくことが必要」
「 市場に金利形成を委ねるため、基本的には計画に沿って、国債買入れの減額を淡々と進めていくべき」
「国債買入れの減額計画の目的は、あくまでも市場領域の回復であり、金融引き締めにあるのではない」

8日11:00 鈴木財務相
「金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられるべき」
「内田日銀副総裁発言へのコメントは控える」
「春闘の力強い結果が徐々に賃金に反映されつつある」
「政策を総動員し、持続的・構造的な賃上げを実現したい」

8日11:49 ブロックRBA(豪準備銀行)総裁
「インフレリスクを警戒」
「必要なら利上げをためらわない」
「6日の理事会で利上げをはっきりと検討した」
「一つの経済指標に反応するわけではない」
「経済が予想よりも早く悪化した場合、金利を引き下げる」
「理事会が現在把握している情報に基づくと、金利が急速に下がるとは考えられない」

9日04:06 メキシコ中銀声明
「景気減速懸念の高まりを背景に利下げを決定」
「3対2で金利引き下げを決定」
「2024年第3四半期のインフレ率を5.2%と予測」
「2024年第4四半期のインフレ率を4.4%と予測」
「2025年第4四半期までにインフレが3%の目標に戻ると引き続き予想」

9日04:11 トランプ前米大統領
「大統領には金融政策に一定の発言権があるべきだ」
「多くの場合、私は連邦準備制度理事会(FRB)議長よりも優れた直感力を持っている」

9日04:19 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「雇用の伸びは落ち着いてきたが、まだ仕事は増え続けている」
「1、2年前に考えられていたよりも、はるかに多くの労働供給がある」
「新規採用も解雇もない、まさに現状維持の状況にある」
「状況は好転するかもしれないし、悪化するかもしれない」
「経済指標が通常の範囲に近づいてきている」
「失業率は上がることが示唆される」

※時間は日本時間


(中村)
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