ドル、上値が重い 米2年債利回り低下で逆イールドは解消

 ドル円は144.05円まで下落後に一時144.40円台まで回復、しかし再び144.10円台まで弱含み上値が重い。7月米雇用動態調査(JOLTS)が低調な結果に終わったことで、早期利下げ期待の高まりで米2年債利回りが低下幅を広げている。また、2年債利回りが10年債利回りを下回り、逆イールドが解消している。
 なお、ユーロドルは1.1080ドル近辺、ポンドドルは1.3160ドル付近で推移し、JOLTS発表後に付けた日通し高値に近づいている。

(松井)
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