米国債市場概況・11日 10年物国債利回り、3.65%に上昇

 11日の米国債券相場で長期ゾーンは7営業日ぶりに反落。表面利率3.875%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は安い)3.65%で終えた。8月米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて米大幅利下げ観測が後退すると売りが優勢となった。
 米国株相場が下落すると相対的に安全な資産とされる米国債が買われ、上昇に転じる場面もあったが、米国株が持ち直したため買いは長続きしなかった。

(中村)
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