米国債市場概況・21日 10年物国債利回り、4.19%に上昇
21日の米国債券相場で長期ゾーンは反落。表面利率3.875%の10年物国債利回りは前営業日比0.11%高い(価格は安い)4.19%で終えた。米利下げペースが緩やかになるとの見方から債券売りが優勢となった。市場では「米大統領選挙が近づく中、トランプ前大統領の勝利と米政府の財政拡張に対する懸念が売りを誘った」との声も聞かれた。利回りは一時4.1956%前後と7月26日以来の高水準を付けた。
(中村)
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