米国債市場概況・29日 10年物国債利回り、4.25%に低下

 29日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率3.875%の10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は高い)4.25%で終えた。米大統領選を前に財政悪化懸念が一段と高まり、債券売りが優勢に。利回りは一時4.33%台と7月5日以来の高水準を付けた。ただ、7年債入札が好調だったことをきっかけに一転して債券買いが活発化した。

(越後)
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