RBA、金利据え置きの見通し強まる
オーストラリア準備銀行(RBA)は5日の政策会合で、主要金利を4.35%に据え置くと予想されている。一部通信社が実施したエコノミスト調査によると、強い経済活動と根強いコアインフレにより、慎重なアプローチが必要とされている。消費者物価インフレ率は2.8%に低下し、RBAの目標範囲内に入ったが、コアインフレは依然として高い水準。雇用市場が堅調であることや、他の先進国と比較して金利のピークが低いことから、RBAは他の中央銀行よりも利下げに慎重になると予想されている。エコノミストの多くは、2025年2月まで金利据え置きが続くと見ており、その後徐々に利下げが行われると予測している。
(越後)
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