日経平均サマリー(7日午前)

日経平均は3日ぶり反落 京王電鉄が急騰

 7日の日経平均は3日ぶり反落。前引けは158円安の39321円。米国株の大幅高を受けて200円超上昇して始まり、開始直後には上げ幅を400円超に広げた。しかし、半導体株や防衛関連など前日強く買われた主力銘柄の動きが弱く、急失速してマイナス転換。10時過ぎには下げ幅を400円超に広げた。節目の39000円に迫ったところでは鋭角的に切り返したものの、プラス圏には浮上できず、3桁の下落で前場を終えた。値上がり銘柄は多く、TOPIXはプラスを確保。失速した場面でもマイナス圏に沈むことはなかった。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆2500億円。業種別では輸送用機器、保険、繊維などが上昇している一方、精密機器、医薬品、小売などが下落している。上方修正、増配、自己株取得を発表した京王電鉄<9008.T>が急騰。半面、通期の純利益見通しを引き下げたミネベアミツミ<6479.T>が大幅に下落している。



日経平均
 39321.87 -158.80
先物
 39370 -330
TOPIX
 2740.33 +24.41

(小針)
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