中国全人代常務委員会から追加支援策乏しく、豪ドルに売り

 本日最終日を迎えた中国の全国人民代表大会(NPC)常務委員会会議では、6兆元規模の債務借り換えが主要な追加の政策措置と発表された。米大統領選でトランプ氏の返り咲きもあり、市場はもっと積極的な支援策を期待したこともあり、失望感からオフショア市場で人民元(CNH)に売りが入り、ドル/CNHは7.19元近辺まで上昇した。
 また、豪ドル/ドルは0.6623ドルまで連れ安となり、ユーロドルは1.0761ドル、ポンドドルは1.2936ドルまで下押した。リスクオフの円買いも見られ、ドル円は152.52円まで安値を更新した。

(金)
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