米国債市場概況・14日 10年物国債利回り、4.44%に低下
14日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに小反発。表面利率4.250%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は高い)4.44%で終えた。10月米卸売物価指数(PPI)の結果を受けて売りが先行したものの、足もと相場下落が続いたあとだけに持ち高調整目的の買いが入ると持ち直した。ただ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「利下げを急ぐ必要はない」との見解を示すと再び売りが出たため、戻りも限定的だった。
(中村)
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