米国債市場概況・29日 10年物国債利回り、4.17%に低下

 29日の米国債券相場で長期ゾーンは続伸。表面利率4.250%の10年物国債利回りは前営業日比0.09%低い(価格は高い)4.17%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が12月に追加利下げを決めるとの観測が高まる中、債券買いが優勢となった。市場では「月末の機関投資家による保有債券の残存年限を長期化するための買いが入った」との声も聞かれた。利回りは一時4.1685%前後と10月22日以来の低水準を付けた。
 なお、この日は感謝祭翌日で短縮取引だった。

(中村)
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