海外マーケットトピック-トランプ氏、貿易担当上級顧問に対中強硬派のナバロ氏指名・・・

<市場動向>
・米国株式市場-ダウは3日ぶりの反発、ナスダックは史上最高値
・米債券市場-10年物国債利回り、4.18%に低下
・NY原油先物-1月限の終値は前営業日比1.40ドル安の1バレル=68.54ドル
・NY金先物-2月限は前営業日比8.3ドル高の1トロイオンス=2676.2ドル
・CME225先物-大阪取引所の日中比で上昇、39625円で引け 
・VIX指数-13.45に上昇 ナスダックは大幅続伸で史上最高値更新

<海外経済指標>
・EIA石油在庫統計:原油は507.3万バレルの取り崩し
・11月米ISM非製造業景況指数 52.1、予想 55.5
・10月米製造業新規受注(前月比) +0.2%、予想 +0.2%
・11月ADP全米雇用報告 +14.6万人、予想 +15.0万人
・米MBA住宅ローン申請指数(前週比) +2.8%、前回 +6.3%

<海外の要人発言>※時間は日本時間 
・4日22:32 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「第4四半期にインフレが一時的に進む見込み」
「将来的にはユーロ圏の経済回復が勢いを増す見込み」
「短期的には成長が弱まるだろう」
「特定の金利経路にコミットしない」
「インフレは来年中に目標に低下すると予想」
「中期的な見通しは下振れリスクが支配的」
「金利は依然として景気抑制的な水準」
「利下げを続けるが、ペースについて言及しない」
・4日22:41 ムサレム米セントルイス連銀総裁
「金利引き下げのペースが鈍化もしくは停止する時期が近づいている可能性」
「不確実性に対応するため、金融政策の選択肢を残す必要がある」
「中立金利は不確実であり、3%から4%の間にある可能性」
「今後、追加的な金融緩和が必要となるかもしれない」
「金融緩和が行き過ぎるとリスクが伴う」
「経済成長と雇用の緩やかな回復を予想」
・4日23:11 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレの方向性に関して勇気づけられている」
「FRBの使命において、ポジティブな面とリスクの両方が見られる」
「正常化は中立金利に向けてより遅く慎重に行う」
「やや引き締め的な政策への到達を望む」
・5日03:50 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「独立性が最良の決定を下す能力を与えてくれる」
「独立性を失うリスクについては心配していない」
「米国経済は現在、驚くほど良好な状態」
「経済と金融政策の現状に非常に満足」
「中立的な金利を見つけるために慎重であることができる」
「現在、中立的な水準に金利を引き上げる道筋にある」
「失業率は依然として非常に低く、インフレに関しても進展が見られる」
「金利を非常に迅速に引き上げてきた」
「FRBはドル政策についてコメントしない。これは財務省の責務」
「関税に関しては未知の要素が多い」
「中立金利水準を探る中、慎重になる余地がある」
・5日04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「雇用レベルは横ばいからわずかに上昇し、低い離職率の中で採用は控えめ」
「賃金成長は緩やかなペースに鈍化したが、エントリーレベルや熟練職のポジションでは堅調な伸びが見られる」
「価格上昇は緩やかで、企業はコストを顧客に転嫁することが難しくなっている」
「消費者支出は安定しているが、価格感度が高まっている」
「製造業の活動は地域によってまちまち」
「商業不動産市場は一部の地域で安定化の兆しを示している」
「消費者の価格感度が高まっており、品質感度も増している」
「保険コストは依然として重要なインフレ圧力」
「企業は潜在的な輸入関税に備えて在庫を積み増している」
「データセンターの需要が電力使用量の急増を引き起こしている」
「農業経済は弱い設備販売に苦しんでいる」
・5日04:45 極右・国民連合(RN)のルペン議員
「マクロン大統領の辞任を求めていないが、最終的な決定権は彼にある」
「我々は予算作成に貢献する」
「次の首相を支持するためには、我々の有権者を尊重することを含むいくつかの要求がある」

<一般ニュース>
・トランプ氏、SEC委員長に暗号資産推進派のアトキンス氏を指名=ロイター
・トランプ氏、NASA長官に民間飛行士指名 実業家のアイザックマン氏=ロイター
・トランプ氏、貿易担当上級顧問に対中強硬派のナバロ氏指名=ロイター
・ステランティス、次期CEOにアップルCFO起用報道を否定=ロイター
・フランス内閣崩壊、不信任決議案を議会が可決=BBG
・米ユナイテッドヘルス幹部、NY市内で撃たれ死亡-投資家デーに=BBG
・楽天Gのドル建て債、2021年以来の低利回りで発行へ-利率8.125%=BBG

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