ドル円 152円OP付近が重く下落、151.25円OP付近が支えとなるか注視

 材料を伴う動きになるとオプション(OP)も動意の強い抑制にはならないが、昨日152円台で伸び悩んだ後とあって、足もとでは152.00円に観測されるOP付近で戻りが鈍かった。昨日高値152.18円のやや上、152.20円超えのストップロスの買いが規模を大きくしつつある点には一応注意したい。

 一方で下値は151.60円の本日NYカットOPほか151円半ばのOPが支えにならず、足もとで下抜けてきた。151.25円OPも下支えにならないと、下落の流れを抑えるようなしっかしたオーダーが他に乏しいため、調整安が進展しやすいかもしれない。

(関口)
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