米国債市場概況・20日 10年物国債利回り、4.52%に低下

 20日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率4.250%の10年物国債利回りは前営業日比0.04%低い(価格は高い)4.52%で終えた。米物価指標が予想を下回ると、米利下げペースが鈍化するとの過度な懸念が後退し、買いが優勢となった。市場では「足もとで相場下落が続いたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の買いが入った」との声も聞かれた。

(中村)
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