今日の株式見通し=堅調か 米国株はCPIを好感して大幅高
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は703ドル高の43221ドルで取引を終えた。12月の消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化を示唆する内容であったことが安心材料となり、強い買いが入った。決算を発表した金融株に大幅高となるものが多かったことも、楽観ムードを高めた。米10年債利回りが低下しており、ドル円は足元156円40銭近辺と円高(ドル安)に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて365円高の38755円、ドル建てが440円高の38830円で取引を終えた。
CPIを好感して米国株に強い動きが見られたことから、日本株も連れ高すると予想する。円高は日本株には割り引き要素となるが、ナスダックが2%超上昇しており、ハイテク株には好影響が見込まれる。エヌビディアも3.4%高と強く、ここ数日の動きが弱い国内半導体株にも見直し買いが入ると期待できる。日経平均はきのうまで5日続落と値ごろ感は醸成されている。きょうは高く始まった後も押し目を拾う動きが活発となり、上を試しやすい地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38600円-39000円。
(小針)
CPIを好感して米国株に強い動きが見られたことから、日本株も連れ高すると予想する。円高は日本株には割り引き要素となるが、ナスダックが2%超上昇しており、ハイテク株には好影響が見込まれる。エヌビディアも3.4%高と強く、ここ数日の動きが弱い国内半導体株にも見直し買いが入ると期待できる。日経平均はきのうまで5日続落と値ごろ感は醸成されている。きょうは高く始まった後も押し目を拾う動きが活発となり、上を試しやすい地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38600円-39000円。
(小針)