ユーロドル、下値堅い　米財務長官「ドル調整は自然なこと」

　ユーロドルは下値が堅い。トランプ米大統領が欧州連合（EU）から輸入するワインなどの酒類に200％の関税を課す考えを表明したことや、「ロシアの交渉担当者は米国の一時停戦案を拒否」との報道をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行。22時30分前に一時1.0823ドルと日通し安値を付けた。
　ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、1.0867ドル付近まで下げ幅を縮めた。なお、ベッセント米財務長官はドルについて「調整されるのは自然なこと」「他の通貨が好調になるのは自然」などと述べた。


（中村）