英財務省、インフラと社会保障の両立に苦慮 1000億ポンド配分へ

 リーブス英財務相は6月の予算見直しで1000億ポンドの資本支出をインフラ整備と社会サービスの間で慎重に配分する必要があると一部通信社が伝えた。インフレや防衛費の増加、過去の投資不足を考慮すると、実際に使える資金は200億ポンド程度にとどまる可能性が高い。病床や刑務所の不足など喫緊の課題が山積する一方、学校や病院への投資は即効性があるものの、長期的な経済成長効果は限定的とされる。交通やエネルギーインフラへの投資はGDP成長を促進するが、社会的ニーズとのバランスが求められる。シンクタンクのリゾリューション財団は都市型住宅や成人医療など生産性向上に直結する社会投資を優先すべきだと提言している。

(越後)
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