ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では143.92円と2時時点(144.17円)と比べて25銭程度のドル安水準。欧州引け後はドル円の買い戻しの勢いは一服。参加者が減少する中で再び144円を割り込み、4時過ぎ143.88円前後まで下押すなど上値が重い。

 ユーロドルは下値トライ失敗。4時時点では1.1312ドルと2時時点(1.1302ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準。3時過ぎに1.1298ドル付近まで売られたが、早朝につけた日通し安値を割り込めず1.1310ドル台まで買い戻された。

 ユーロ円は小安い。4時時点では162.82円と2時時点(162.94円)と比べて12銭程度のユーロ安水準。対ドル中心の取引になっていることで値幅は限られているが、ドル円の上値が抑えられていることで小安く推移。4時過ぎには162.77円まで弱含み日通し安値を更新した。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.54円 - 145.00円
ユーロドル:1.1295ドル - 1.1365ドル
ユーロ円:162.77円 - 164.01円


(松井)
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