米国債市場概況・14日 10年物国債利回り、4.54%に上昇
14日の米国債券相場で長期ゾーンは反落。表面利率4.250%の10年物国債利回りは前営業日比0.07%高い(価格は安い)4.54%で終えた。新規材料に乏しい中、米政権の関税措置によるインフレ再燃への懸念が債券売りにつながった。ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長は「関税引き上げは今年のインフレ率上昇につながる可能性」などと発言した。なお、利回りは一時4.5443%前後と4月11日以来約1カ月ぶりの高水準を付けた。
(中村)
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