東京マーケットダイジェスト・16日 ドル安・株下値堅い

ドル円:1ドル=145.21円(前営業日NY終値比▲0.46円)
ユーロ円:1ユーロ=162.87円(▲0.10円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1215ドル(△0.0028ドル)
日経平均株価:37753.72円(前営業日比▲1.79円)
東証株価指数(TOPIX):2740.45(△1.49)
債券先物6月物:139.53円(△0.35円)
新発10年物国債利回り:1.450%(▲0.025%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>   <前回発表値>
1-3月期実質国内総生産(GDP)速報値
前期比    ▲0.2%    0.6%
前期比年率  ▲0.7%    2.4%・改
3月鉱工業生産・確報値
前月比     0.2%    ▲1.1%
前年同月比   1.0%    ▲0.3%
3月設備稼働率
前月比    ▲2.4%    ▲1.1%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。昨日安値145.42円の下抜けを狙った仕掛け的な売りが先行。時間外の米10年債利回りが低下したことも嫌気され、一時144.97円まで値を下げた。145円割れでは押し目買いが入ったほか、台湾政府高官が「米国との貿易協議には、為替は含まれていない」と発言したことも支えに145.46円まで持ち直したが、戻りも限定的。その後は145円台前半での推移となった。

・ユーロドルは強含み。ドル円の下落や米長期金利の低下に伴ってユーロ買い・ドル売りが先行。一時1.1220ドルまでじり高となった。

・ユーロ円は下げ渋り。ドル円が下落した場面では162.46円まで下げたが、ユーロドルが底堅く推移したこともあり下値は限られた。

・日経平均株価は3日続落。昨日の米ハイテク株が下落した影響から半導体関連株に売りが広がった。外国為替市場での円高も重しに一時250円超下落した。ただ、下値では押し目買いが入り後場には上昇に転じる場面も見られた。

・債券先物相場は反発。昨日の米債券相場が上昇した影響から総じて底堅く推移し、一時139.55円まで値を上げた。


(越後)
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