日銀テーパリング巡り市場で賛否両論
日銀が債券市場参加者向け会合で公表した資料によると、テーパリングによって国債市場の機能が改善傾向にあるとの声がある一方、超長期債市場の流動性低下による利回りの歪みを指摘する意見もあった。テーパリング計画については、2年かけて実施すべき、1年計画後に維持すべき、2026年度以降は加速すべきなど様々な意見が出された。また、超長期債の需給悪化は投資家需要の不足など構造的要因であり、日銀だけで解決できないとの見方も示された。
(越後)
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