海外マーケットトピック-米下院、トランプ税制法案の修正案を僅差で可決

<市場動向>
・米国株式市場-ダウ小幅続落、ナスダック3日ぶり反発
・米債券市場-10年物国債利回り、4.53%に低下
・NY原油先物-7月限の終値は前営業日比0.37ドル安の1バレル=61.20ドル
・NY金先物-6月限の終値は前営業日比18.5ドル安の1トロイオンス=3295.0ドル
・CME225先物-大阪取引所の日中比で上昇、37040円で引け
・VIX指数-20.28に低下 金利上昇一服でハイテク株が底堅く

<海外経済指標>
・4月米中古住宅販売件数(年率換算件数) 400万件、予想 410万件
・4月米中古住宅販売件数(前月比) -0.5%、予想 +2.0%
・5月米製造業PMI速報値 52.3、予想 49.9
・5月米サービス部門PMI速報値 52.3、予想 51.0
・5月米総合PMI速報値 52.1、予想 50.3
・前週分の新規失業保険申請件数 22.7万件、予想 23.0万件
・前週分の失業保険継続受給者数 190.3万人、予想 188.3万人

<海外の要人発言>※時間は日本時間 
・22日20:15 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(4月17日分)
「今回の会合で利下げを行うと前倒しと受け取られる可能性があると指摘」
「ユーロ高や原油・ガス価格の下落、不確実性の高まりは短期的なインフレ見通しをさらに下押しする要因」
「中長期的にはインフレに対する上振れリスクも指摘」
「貿易ショックが短期を超えてインフレ要因となる可能性が高いとする意見」
「インフレ率が中期的に目標へ戻るとの自信が高まっているものの、政策判断は経済・金融データに基づき慎重に進める姿勢が強調」
「メンバーは、中期的にインフレ率が目標水準に戻るとの自信を強めた」
「短期的にはディスインフレ圧力が優勢となる見通し」
「一部のメンバーは0.50%の利下げでも安心できたと指摘」
「現行サイクルの最終地点が中立金利水準だと受け止められることは避けたいと考えていた」
「ユーロは安全資産通貨へと変化しつつあるようだ」
・22日20:32 赤沢再生相
「日米協議で23-25日にワシントンを訪問する」
「引き続き一連の関税措置の見直し求める」
「米側の出席閣僚は現在調整中」
「4回目の閣僚協議含め進め方については予断もたない」
・22日21:40 トランプ米大統領
「ビッグ・ビューティフル・ビル(Big Beautiful Bill)がまもなく私のデスクに届けられるだろう」
・23日02:20 レビット米ホワイトハウス報道官
「トランプ米大統領はカナダでのG7会合に出席する」
「ガソリン価格は引き続き下落すると予想」
・23日04:12 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「G7の議論、関税に関する対話改善に焦点を当てた」
「G7の話し合いは総じて建設的だった」

<一般ニュース>
・全米鉄鋼労組、トランプ氏に日鉄のUSスチール買収阻止を要請=ロイター
・EU、バーゼル3の中核資本規制適用を27年1月に再延期=関係筋=ロイター
・中国シャオミ、電動SUV「YU7」を7月発売 テスラに攻勢=ロイター
・米上院、カリフォルニア州のEV義務付け無効を決議=ロイター
・OPECプラス、7月も大規模な供給引き上げを検討-参加国代表=BBG
・米下院、トランプ税制法案の修正案を僅差で可決-上院に送付=BBG
・バークシャー次期CEO、商社各社のトップと面談-協業など話題に=BBG
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