5日の主な要人発言(時間は日本時間)

5日08:21 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「依然として2%のインフレ目標水準には戻っていない」
「労働市場は減速の兆候を一部示している」
「経済が不確実性に直面する中でFRBは様子を見る必要がある」

5日21:24 欧州中央銀行(ECB)声明
「インフレ率は現在、理事会の中期目標である2%前後」
「今後数カ月の間に貿易摩擦がさらに激化すれば、成長率とインフレ率はベースライン予測を下回ることになる」
「貿易摩擦が穏やかな結果で解決された場合、成長率とインフレ率はベースライン予測よりも高くなるだろう」
「不確実性が高い中、スタッフは様々な貿易政策が成長率に影響を与えうるメカニズムの一部も評価した」
「実質所得の増加と堅調な労働市場により、家計はより多くの支出を可能にする」
「2025年のインフレ見通しは2.0%、2026年は1.6%、2027年2.0%」
「2025年はコアインフレ見通しは2.4%、2026年と2027年は1.9%」
「成長率見通しは2025年に0.9%、2026年に1.1%、2027年に1.3%」

5日21:57 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「調査データは短期的な見通しの弱さを示唆」
「関税の引き上げとユーロ高が輸出を困難にする」
「サービス部門は減速している」
「成長リスクは下方に傾いている」
「長期的なインフレ期待は概ね2%付近で推移」
「賃金動向は2025年にかけてさらに緩やかになる兆し」
「コアインフレの多くの指標は、インフレが目標水準で安定することを示唆」
「インフレ見通しは通常よりも不確実性が高い」
「防衛やインフラ投資の拡大は中期的にインフレを押し上げる可能性」
「今後の不確実な状況にも対応できる良い立ち位置にある」
「今回の決定はほぼ全会一致であり、反対は1名だけ」
「ECBでの任期を最後まで全うする決意」
「成長見通しについて、今後さらに上方修正する可能性も排除しない」
「本日の利下げで金融緩和サイクルの終わりに近づいている」

5日23:15 赤沢経済再生相
「関税措置の見直しを強く求め続けている」
「誰とどんな日程で会うかは協議中」
「米中首脳電話会談について内容が分かれば情報分析し適切に対応」
「米中関係は今後も緊張感を持って注視していく」

5日23:40 習・中国国家主席
「米国は中国へのネガティブな措置を解除するべき」

5日23:49 トランプ米大統領
「習近平国家主席と約1時間半にわたり会談し、両国にとって非常に前向きな結論に至った」
「レアアース製品の複雑さについて、もはや疑問の余地はないはずだ」
「習近平国家主席から妻とともに訪中の招待を受けた」
「中国を訪問する意向」
「中国人留学生を歓迎する」
「中国と貿易協定については非常に良好な状態にあると思う」

6日01:53 クーグラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「雇用よりもインフレを大きなリスクと見ている」
「関税が価格に及ぼす影響の全容はまだ見えていない」

6日02:33 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「関税が経済に与える影響の詳細は待たなければならない」
「FRBが物価上昇や失業に直面する可能性はあるが、確実ではない」
「米経済は依然として底堅いものの、いくつかのストレス要因が見られる」
「重要な金融政策は外的影響を受けない」

6日02:35 シュミッド米カンザスシティー連銀総裁
「関税は物価を押し上げる可能性が高いが、どの程度かは不明」
「経済活動は持続可能と楽観的」
「FRBは二つの使命を両立させるため、政策は機敏に行う必要」
「インフレと雇用のデータは目標値に近づいている」

※時間は日本時間


(中村)
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