ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 動意薄

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は動意が鈍い。4時時点では144.55円と2時時点(144.39円)と比べて16銭程度のドル高水準。NY連銀が公表した期待インフレ率の低下を背景とした下押しは144.30円台にとどめ、144.50円台に持ち直した。米中協議の結果待ちムードが強く、値動きは鈍い。

 ユーロドルは底堅い。4時時点では1.1427ドルと2時時点(1.1425ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準。狭いレンジ内の動きとなるも、1.1430ドル近辺で小じっかり。米10年債利回りが4.46%台までやや低下幅を拡大した動きも下支えとなった。

 ユーロ円は4時時点では165.18円と2時時点(164.97円)と比べて21銭程度のユーロ高水準。ダウ平均がプラス圏に浮上した動きやドル円の下げ渋りを支えに164円後半で下げ渋り、165円前半に持ち直した。

ドル円:143.98円 - 144.95円
ユーロドル:1.1387ドル - 1.1439ドル
ユーロ円:164.55円 - 165.23円


(金)
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