トルコリラ、売り一服 中銀の政策維持でいったんリラ下げ止まり
トルコリラは売り一服。欧州勢参入後からリラ安が進んだ流れに沿って対ドルでは一時17.6895リラと昨年12月以来の安値を付けた。もっとも、トルコ中銀の金融政策発表後は17.66リラ付近までリラ高方向に傾いている。
中銀は金融政策の現状維持を決め、声明では「エネルギー価格の高止まりと主要貿易相手国の景気後退の可能性は、経常収支のリスクを生んでいる」との見解を示したが、緩和措置などの方向転換については言及しなかったこともリラ売り一服につながった面もあるようだ。
(越後)
中銀は金融政策の現状維持を決め、声明では「エネルギー価格の高止まりと主要貿易相手国の景気後退の可能性は、経常収支のリスクを生んでいる」との見解を示したが、緩和措置などの方向転換については言及しなかったこともリラ売り一服につながった面もあるようだ。
(越後)