海外マーケットトピック―G7財務相、9月2日にロシア産原油の価格上限案巡り討議

<市場動向>
・米国株式市場-米主要3指数は4日続落 金融引き締め長期化への警戒根強い
・米債券市場-10年物国債利回りは3.19%と上昇
・NY原油先物-10月限の終値は前営業日比2.09ドル安の1バレル=89.55ドル
・NY金先物-12月限は前営業日比10.1ドル安の1トロイオンス=1726.2ドル
・CME225先物-大阪取引所比で下落 27855円で引け
・VIX指数-25.87と低下 米株安も低下に転じる

<海外経済指標>
・8月ADP全米雇用報告 +13.2万人、予想 +30.0万人
・4-6月期インドGDP(前年同期比)+13.5%、予想 +15.2%
・8月ユーロ圏HICP(前年比)速報値 +9.1%、予想 +9.0%
・8月独失業率 5.5%、予想 5.5%

<海外の要人発言>※時間は日本時間
・31日21:06 メスター米クリーブランド連銀総裁
「来年の利下げを予想せず」
「雇用市場が冷え込む中、年末までに失業率は4%を超えると予想」
「今後1-2年のリセッションのリスクは上昇」
「2023年初めに4%以上の金利引き上げを支持」
「インフレがピークに達したと結論づけるのは時期尚早」
「どの会合でも利上げ規模を拡大、金利のピークはインフレ次第」
「我々は利上げを続けなければならない」
「インフレとの戦いは長いものになるだろう」
・1日01:38 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「次回の金利変動は覚悟を持って、秩序正しく予測可能な方法で行われる必要がある」
「2022年に欧州が景気後退することはないと見ており、2023年も例外ではない」

<一般ニュース>
・G7財務相、9月2日にロシア産原油の価格上限案巡り討議-米政府=ロイター
・英長期インフレ期待、8月は過去最高に-シティ・ユーガブ調査=ロイター
・米ADP民間雇用者数、21年初め以来の低い伸び-統計手法は変更=BBG
・メスター総裁、4%超への利上げ来年早期までに-その後据え置き=BBG
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