米国債市場概況・3日 10年物国債利回り、3.64%に低下

 3日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに大幅反発。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.19%低い(価格は高い)3.64%で終えた。英政府が「所得税の最高税率を引き下げる案を撤回する」と表明し、同国の財務悪化に対する懸念が和らぐと欧州債相場が上昇。米国債にも買いが波及した。9月米ISM製造業景気指数が予想を下回ったことも買いを促し、利回りは一時3.5655%前後まで低下した。

(中村)
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