今日の株式見通し-軟調か 米10年債利回りが2008年7月以来の高水準に
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は99ドル安の30423ドルで取引を終えた。序盤はプラス圏とマイナス圏を行き来したが、米10年債利回りが2008年7月以来の高い水準となったことが嫌気されて、中盤以降は売りが優勢となった。なお、決算が好感されたネットフリックスは13%を超える上昇。一方、引け後に決算を発表したテスラは時間外で下落している。ドル円は足元149円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて195円安の27035円、ドル建てが200円安の27030円で取引を終えた。
ネットフリックスの急伸を受けても米国株が下落したこと、米国株安の要因が長期金利の上昇であること、決算を発表したテスラが時間外で下落したことなど、ネガティブな材料が多く、売りに押される展開を予想する。国内は決算発表前でもあり、腰の入った押し目買いは期待しづらい。とは言え、米国株は3指数の中で最も弱かったナスダックでも0.85%安で、そこまできつい下げではない。日経平均も節目の27000円は下値のメドとして意識される公算が大きい。水準を切り下げて始まった後は、様子見姿勢が強まり動意薄となるだろう。日経平均の予想レンジは27000円-27300円
ネットフリックスの急伸を受けても米国株が下落したこと、米国株安の要因が長期金利の上昇であること、決算を発表したテスラが時間外で下落したことなど、ネガティブな材料が多く、売りに押される展開を予想する。国内は決算発表前でもあり、腰の入った押し目買いは期待しづらい。とは言え、米国株は3指数の中で最も弱かったナスダックでも0.85%安で、そこまできつい下げではない。日経平均も節目の27000円は下値のメドとして意識される公算が大きい。水準を切り下げて始まった後は、様子見姿勢が強まり動意薄となるだろう。日経平均の予想レンジは27000円-27300円