ランド 軟調、南ア大統領のスキャンダルで対ドルでも上値が重い

 ランドは引き続き上値が重い。対ドルでは17.14ランド近辺で推移し、対円では7.96円まで一時弱含んでいる。

 昨日はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げ幅縮小を示唆したことで、ドルが主だった通貨で大幅安になった。しかし、ドルランドは逆に買いが優勢となっている。
 ランドの売りは、昨日ラマポーザ南ア大統領のファラファラ農場の問題について、調査委員会が「(大統領が)重大な違反を犯した可能性がある」との調査結果を発表したことが要因。この影響で、ラマポーザ氏の再選への道が厳しいとの声も出ている。

(松井)
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