南ア・ランド円 7円後半で軟調、8/3安値がポイントに

 欧州勢の参入後に売りが強まった南ア・ランド円は、7.86円まで下値を広げた。重要な支持水準とされる8月3日安値7.85円を巡る攻防がここからは注目。 
 ドル円や他クロス円の弱さに歩調を合わせたほか、ラマポーザ南ア大統領やその周辺を巡る不正疑惑もランドの重しとなっている。6月に浮上した疑惑を調査した委員会が先日、「(大統領が)重大な違反を犯した可能性がある」との見解を発表。大統領への追及は強まりそうだが、その大統領は本日、国会での質疑に応じないとしている。

(小針)
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