欧州株市況-ドイツ株は小幅高 米11月CPI発表前に様子見

 欧州株は総じて小動き。米国で11月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見姿勢が強まっている。今後の金融政策を占う上で注目度は高く、指標結果を見極めたいとの思惑から積極的な売買は手控えられている。

 ドイツ株は小幅反発で推移。銀行株や保険株など金融セクターが買われる一方、通信株や公益事業株などが売られている。英国株も小幅高。保険株や銀行株に加え、鉱業株や石油株など資源セクターに買いが入る一方、電力株や通信株などが弱い動きとなっている。
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