米国債市場概況・14日 10年物国債利回り、3.48%に低下
14日の米国債券相場で長期ゾーンは続伸。表面利率4.125%の10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は高い)3.48%で終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの政策金利見通しでは、2023年末の予想が9月の4.6%から5.1%に引き上げられ、市場の想定を若干上回った。当初は債券売りで反応したものの、すぐに買い戻しが入り持ち直した。パウエルFRB議長の会見でもタカ派的な発言が見られたが、長期債には買いが入った。米国株相場の下落などが相場を下支えした。
(中村)
(中村)