海外マーケットトピック―米連邦債務、上限に到達 財務省は・・・

米連邦債務、上限に到達 財務省は特別措置に着手=ロイター

<市場動向>
・米国株式市場-NYダウは252ドル安 ナスダックは1.0%安と続落
・米債券市場-10年物国債利回りは3.39%に上昇
・NY原油先物-2月限の終値は前営業日比0.85ドル高の1バレル=80.33ドル
・NY金先物-2月限は前営業日比16.9ドル高の1トロイオンス=1923.9ドル
・CME225先物-大阪取引所比で下落 26320円で引け
・VIX指数-20.52へ上昇 利上げ継続に伴う米景気悪化懸念が重荷

<海外経済指標>
・1月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数 -8.9、予想 -11.0
・12月米住宅着工件数 138.2万件、予想 135.8万件
・12月米建設許可件数 133.0万件、予想 136.5万件
・前週分の米新規失業保険申請件数 19.0万件、予想 21.4万件

<海外の要人発言>※時間は日本時間
・19日19:39 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「ユーロ圏は小幅なマイナス成長に留まる可能性」
「2023年は素晴らしくはないものの、懸念されたよりはよい」
「利上げの方向性を維持する」
「インフレは極めて高すぎる」
・19日21:21 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「英国のインフレは急低下に向かっている」
「労働市場のリスクがインフレの上振れリスク」
「英国の長く浅いリセッションを見込む」
・19日23:41 コリンズ米ボストン連銀総裁
「利上げペースをより緩やかにすることは適切」
・20日00:11 イエレン米財務長官
「財務省は債務上限問題を巡る特別措置を講じ始めた」
・20日03:18 ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)副議長
「インフレ率が2%に戻るまでには時間と決意が必要」
「十分に制限的な政策はしばらく必要」
「インフレ率はここ数カ月で低下したが、依然として高い」
「大幅な雇用損失なしでインフレを抑える可能性は残る」
「住宅を除くコアサービスのインフレ率は高いものの、賃金に大きく左右されない可能性がある」
「労働需要は冷え込んでいるが、供給は抑制され続ける可能性が高い」
「FRBの利上げの完全な効果はまだ先」

<一般ニュース>
・原油先物1%超高、中国の需要拡大期待で 12月以来の高値で清算=ロイター
・米連邦債務、上限に到達 財務省は特別措置に着手=ロイター
・ECB、12月会合で「多数」が0.75ポイント利上げ支持-議事要旨=BBG
・中国人観光客、今年は海外旅行に消極的-コロナ禍が財布に響く=BBG

(小針)
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