米国債市場概況・23日 10年物国債利回り、3.88%に低下

 23日の米国債券相場で長期ゾーンは続伸。表面利率3.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は高い)3.88%で終えた。10-12月期米国内総生産(GDP)改定値でコアPCEが予想を上回ったことが分かると債券売りが先行し、利回りは一時3.9742%前後と昨年11月10日以来の高水準を付けた。ただ、そのあとは米景気の先行き不安から相対的に安全資産とされる米国債に買い戻しが入ったため上げに転じた。

(中村)
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