東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り一服

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。17時時点では140.46円と15時時点(140.33円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。15時過ぎに140.23円まで下げる場面があったが、欧州勢の本格参入後は売りも一服。時間外のダウ先物や欧州株式相場が底堅く推移していることをながめ、140.50円台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円も売りが一服。17時時点では150.69円と15時時点(150.66円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。16時過ぎに150.60円まで下落したが、その後はドル円と同様にいったん下げ止まった。

 ユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0728ドルと15時時点(1.0736ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。一時1.0744ドルまで本日高値を更新したものの、一巡後は対円などでドルの買い戻しが入ったことに伴い、上値が重くなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.23円 - 140.92円
ユーロドル:1.0714ドル - 1.0744ドル
ユーロ円:150.60円 - 151.07円

(岩間)
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