ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、弱含み

 31日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。2時時点では1.0638ドルと24時時点(1.0661ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。主要な欧州株が全面安で終えたことを確認し、下値を試す動きに。1.0650ドル割れに観測された損切りオーダーをつけ、3月20日以来の安値となる1.0635ドルまで売られた。

 ユーロ円は軟調。2時時点では148.64円と24時時点(148.96円)と比べて32銭程度のユーロ安水準だった。リスク回避地合いは継続され、日足一目均衡表・基準線148.87円をクリアに抜けると148.59円まで下げ足を速めた。

 ドル円は上値が重い。2時時点では139.72円と24時時点(139.72円)とほぼ同水準だった。ユーロドルでドル高が進行するとつれて139.94円付近まで反発した。しかしながら、一巡後はクロス円の下押しや米金利の低下基調に引きずられて139.70円台まで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.32円 - 140.38円
ユーロドル:1.0635ドル - 1.0736ドル
ユーロ円:148.59円 - 150.12円


(小針)
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