ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、戻り鈍い

 29日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは戻り鈍いまま。4時時点では1.0710ドルと2時時点(1.0713ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米国勢不在のなか目立った動きは見られなかったものの、先週末安値1.0702ドルを睨んだ位置での推移が続いた。

 ドル円は小高い。4時時点では140.39円と2時時点(140.34円)と比べて5銭程度のドル高水準。市場参加者が少なく薄商いではあったが、下値の堅さは意識されたままだった。

 ユーロ円は4時時点では150.37円と2時時点(150.34円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。150.30円台での小幅な上下にとどまった。

 なおメキシコペソ円は地合いの強さが継続され、8円まで年初来高値を更新し、その後も底堅く推移。米債務上限問題を巡るリスクの後退、時間外のNY原油先物の反発などが支えとなったようだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.12円 - 140.92円
ユーロドル:1.0706ドル - 1.0744ドル
ユーロ円:150.10円 - 151.07円


(小針)
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