ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、さえない
11日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルはさえない。24時時点では1.0917ドルと22時時点(1.0932ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。米債務上限問題を巡る懸念や米金融システム不安再燃への警戒から、ダウ平均が一時400ドル超下落するとリスク・オフのドル買いが優勢となった。23時過ぎに一時1.0900ドルと日通し安値を更新した。
なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時102.15まで上昇した。
ドル円は下値が堅い。24時時点では134.41円と22時時点(133.83円)と比べて58銭程度のドル高水準だった。22時前に一時133.75円と日通し安値を付けたものの、4日の安値133.50円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。欧州通貨やオセアニア通貨に対してドル高が進んだ影響も受けて、一時134.54円付近まで持ち直した。
ユーロ円は底堅い動き。24時時点では146.75円と22時時点(146.31円)と比べて44銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出て一時146.13円と日通し安値を付けたものの、ドル円の上昇につれた買いが入ると146.88円付近まで下げ幅を縮めた。
南アフリカランドは軟調。対円では一時6.92円と2021年1月以来の安値を付けたほか、対ドルでは19.3413ランドと20年4月以来の安値を更新した。欧米株安を背景に投資家のリスク回避の姿勢が強まる中、ランドを含めた新興国通貨への売りが強まったほか、「米国は南アがロシアへ兵器を供給していると非難」との一部報道が嫌気された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.75円 - 134.84円
ユーロドル:1.0900ドル - 1.0998ドル
ユーロ円:146.13円 - 147.60円
(中村)
なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時102.15まで上昇した。
ドル円は下値が堅い。24時時点では134.41円と22時時点(133.83円)と比べて58銭程度のドル高水準だった。22時前に一時133.75円と日通し安値を付けたものの、4日の安値133.50円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。欧州通貨やオセアニア通貨に対してドル高が進んだ影響も受けて、一時134.54円付近まで持ち直した。
ユーロ円は底堅い動き。24時時点では146.75円と22時時点(146.31円)と比べて44銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出て一時146.13円と日通し安値を付けたものの、ドル円の上昇につれた買いが入ると146.88円付近まで下げ幅を縮めた。
南アフリカランドは軟調。対円では一時6.92円と2021年1月以来の安値を付けたほか、対ドルでは19.3413ランドと20年4月以来の安値を更新した。欧米株安を背景に投資家のリスク回避の姿勢が強まる中、ランドを含めた新興国通貨への売りが強まったほか、「米国は南アがロシアへ兵器を供給していると非難」との一部報道が嫌気された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.75円 - 134.84円
ユーロドル:1.0900ドル - 1.0998ドル
ユーロ円:146.13円 - 147.60円
(中村)