リラ円 下値を探る展開、トルコ中銀総裁の選考も進行中

 トルコリラ円は地合いの弱さ変わらず、6.40円台で下値を探る展開。正統派な経済政策を志向するシムシェキ元副首相が財務相に任命された安心感から、昨日のトルコ株は急騰したもの、通貨リラへの売り圧力は強まったままだ。

 なお現在、新たなトルコ中銀総裁の選考も進行中のもよう。シムシェキ財務相が推薦するエルカン氏が有力とされ、同氏は近くエルドアン大統領とも会談すると現地メディアが報じている。エルカン氏は米ファースト・リパブリック・バンクの元共同CEOであり、米投資銀行にも10年近く勤務していた。

(小針)
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