欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 6日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では139.78円と20時時点(139.44円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時3.71%台へ上昇したことで、139.90円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0670ドルと20時時点(1.0697ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが3.71%台へ上昇し、ドイツ10年債利回りが2.3%台と前日比マイナス圏で推移したことで、一時1.0667ドルまで下値を広げた。
 ラガルドECB総裁が「インフレ率は依然として高水準であり、欧州中央銀行(ECB)は追加利上げを継続する」と述べたものの、ユーロへの影響はなかった。ポンドドルも一時1.2392ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では149.15円と20時時点(149.17円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇を受けて149.27円前後まで強含みに推移したものの、ユーロドルの下落により伸び悩む展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.10円 - 139.90円
ユーロドル:1.0667ドル - 1.0733ドル
ユーロ円:148.83円 - 149.70円


(山下)
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