ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では138.98円と22時時点(139.42円)と比べて44銭程度のドル安水準だった。低調な米労働指標をきっかけに米長期金利が低下すると全般ドル売りが先行。前日の安値139.03円を下抜けて一時138.89円まで値を下げた。

 ユーロドルは堅調。24時時点では1.0769ドルと22時時点(1.0746ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると一時1.0776ドルと日通し高値を更新した。なお、2日の高値1.0779ドルが目先レジスタンスとして意識される。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では149.67円と22時時点(149.82円)と比べて15銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.89円 - 140.23円
ユーロドル:1.0695ドル - 1.0776ドル
ユーロ円:149.59円 - 150.04円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。