ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、強含み

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。2時時点では140.18円と24時時点(139.72円)と比べて46銭程度のドル高水準。昨日の豪準備銀行(RBA)に続き、カナダ銀行(BOC)も市場予想に反し利上げを行ったことで、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え米金利も大幅に上昇した。ドル円も米金利の動きに連れて買いが優勢となり、昨日高値139.99円や節目の140.00円を超えて2時前には140.20円まで強含んだ。なお、米10年債利回りは3.79%台まで上昇している。

 ユーロドルは小幅安。2時時点では1.0693ドルと24時時点(1.0707ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇でユーロドルの上値が重くなり1.0693ドル前後まで小幅に弱含んだ。もっとも、1.0700ドル近辺には複数のオプションがあることで、下げ幅は限られている。

 ユーロ円は堅調。2時時点では149.90円と24時時点(149.61円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。ドル円が強含む中で、ユーロドルの下げ幅が限られていることでユーロ円は149.92円まで上値を伸ばし堅調推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.03円 - 140.20円
ユーロドル:1.0668ドル - 1.0740ドル
ユーロ円:148.64円 - 149.92円


(松井)
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