米国債市場概況・13日 10年物国債利回り、3.81%に上昇
13日の米国債券相場で長期ゾーンは下落。表面利率3.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.08%高い(価格は安い)3.81%で終えた。5月米消費者物価指数(CPI)でインフレの鈍化が示されると債券買いが先行したものの、買い一巡後は一転売りが優勢となった。「米連邦準備理事会(FRB)は7月には利上げを再開する」との観測が根強く、債券売りを誘ったようだ。米国株相場の上昇も相場の重し。
(中村)
(中村)