米国債市場概況・14日 10年物国債利回り、3.79%に低下

 14日の米国債券相場で長期ゾーンは反発。表面利率3.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は高い)3.79%で終えた。米インフレ指標の下振れで買いが先行したものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米利上げが長期化するとの観測が高まると一転下落した。ただ、パウエルFRB議長が会見で「7月FOMCでの利上げはまだ決まっていない」との見解を示すと買い戻しが優勢となり、再び上昇に転じた。

(中村)
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