ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、底堅い

 26日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は底堅い。2時時点では155.68円と24時時点(155.30円)と比べて38銭程度のユーロ高水準だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を控えるなかポジション調整の売りが先行した米株が下げ渋り、ダウ平均はプラス圏へ戻す底堅さを示した。リスク回避を意識した円買いが緩み、ユーロ円は155.71円前後へ戻した。

 ドル円は小戻し。2時時点では140.61円と24時時点(140.37円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。クロス円と同様にやや円安方向へ傾斜。米10年債利回りが3.89%台へ水準を回復したこともあり140.65円前後までじりじり戻した。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.1071ドルと24時時点(1.1063ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。対円でユーロが戻したことは支えとなったものの、ドル円もじり高となったためユーロドルは一方向へ動きにくかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.16円 - 141.19円
ユーロドル:1.1038ドル - 1.1086ドル
ユーロ円:155.15円 - 155.99円

(関口)
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