米国債市場概況・4日 10年物国債利回り、4.04%に低下

 4日の米国債券相場で長期ゾーンは5営業日ぶりに大幅反発。表面利率3.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.14%低い(価格は高い)4.04%で終えた。7月米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回り、米利上げ継続観測が後退すると債券買い優勢となった。
 ただ、指標発表直後は売りが強まる場面もあった。平均時給が予想を上回ったことなどを手掛かりに、利回りは一時4.2043%前後と昨年11月8日以来約9カ月ぶりの高水準を付けた。

(中村)
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