【今日のポイント】トルコリラ円
【今日のポイント】
昨日のトルコリラ円は21日移動平均線が位置する5.26円で支えられ、5.32円までじり高となりました。143円で強含むドル円に連動した動きでした。トルコ中銀の外貨準備高が順調に回復しているとの報道もリラの支えとなったようです。
本日のリラ円もドル円頼みという状況に変わりはなさそうです。米金利が伸び悩み、米株が売り戻し優勢なのにもかかわらずドル円が堅調地合いを維持しているところをみると、その需要の強さがうかがいしれます。ニューヨーク序盤に発表される7月米消費者物価指数(CPI)の発表前にも上値余地を探る展開があるかもしれません。そうなるとリラ円も1カ月ぶりの5.40円台を狙う動きとなりそうです。もちろん、金融市場にとって今週のメインイベントとも言える米CPIの結果を見極める必要はあるでしょう。
欧州序盤には、6月分ではありますがトルコ鉱工業生産と失業率が発表されます。市場インパクトは大きくないかもしれませんが、5月の選挙後に正統的な経済政策に舵を切り始めた月でもあります。特に景気動向の知るための指標である鉱工業生産には目を向けておくのがよいでしょう。
ところで、エルドアン政権下での人権抑圧は改善されていないようであり、トルコから脱出しようとする人々も増えています。独メディアによれば、トルコ国民からドイツ連邦移民・難民局に提出された亡命申請数は、今年1月から7月までの間で2万3000件を超えました。これは前年同期間と比較すると200%以上の増加ということです。
本日のリラ円も21日移動平均線5.26円を意識し、8月4日安値5.21円を下値めど、7月11日高値5.42円を上値めどと想定します。
【今日の予定】
16:00 6月トルコ鉱工業生産(予想:前月比▲2.3%)
16:00 6月トルコ失業率
【昨日の指標結果】 (結果) (予想)
特になし
【昨日のレンジ】
5.26円-5.32円
昨日のトルコリラ円は21日移動平均線が位置する5.26円で支えられ、5.32円までじり高となりました。143円で強含むドル円に連動した動きでした。トルコ中銀の外貨準備高が順調に回復しているとの報道もリラの支えとなったようです。
本日のリラ円もドル円頼みという状況に変わりはなさそうです。米金利が伸び悩み、米株が売り戻し優勢なのにもかかわらずドル円が堅調地合いを維持しているところをみると、その需要の強さがうかがいしれます。ニューヨーク序盤に発表される7月米消費者物価指数(CPI)の発表前にも上値余地を探る展開があるかもしれません。そうなるとリラ円も1カ月ぶりの5.40円台を狙う動きとなりそうです。もちろん、金融市場にとって今週のメインイベントとも言える米CPIの結果を見極める必要はあるでしょう。
欧州序盤には、6月分ではありますがトルコ鉱工業生産と失業率が発表されます。市場インパクトは大きくないかもしれませんが、5月の選挙後に正統的な経済政策に舵を切り始めた月でもあります。特に景気動向の知るための指標である鉱工業生産には目を向けておくのがよいでしょう。
ところで、エルドアン政権下での人権抑圧は改善されていないようであり、トルコから脱出しようとする人々も増えています。独メディアによれば、トルコ国民からドイツ連邦移民・難民局に提出された亡命申請数は、今年1月から7月までの間で2万3000件を超えました。これは前年同期間と比較すると200%以上の増加ということです。
本日のリラ円も21日移動平均線5.26円を意識し、8月4日安値5.21円を下値めど、7月11日高値5.42円を上値めどと想定します。
【今日の予定】
16:00 6月トルコ鉱工業生産(予想:前月比▲2.3%)
16:00 6月トルコ失業率
【昨日の指標結果】 (結果) (予想)
特になし
【昨日のレンジ】
5.26円-5.32円